
BOMとは?
BOM(Bill of Materials)とは、製品を製造する際に必要な部品や材料の一覧表、あるいは部品構成表のことを指します。日本語では「部品表」または「部品構成表」と訳されます。製造業において、設計、調達、製造、品質管理など、製品のライフサイクル管理(PLM)を行う上で重要な役割を担っています。
エスツーアイでは、BOMの開発をパッケージ・スクラッチ開発など様々な手法で開発を行っております。自動車部品など量産部品の生産準備期間のEBOM⇒MBOMへの育成を中心に建設機械・建材・半導体など様々な実績を保有しております。現行のExcelの運用を踏襲して構築しているため、運用負荷が少なくスムーズなシステム導入が可能です。

BOMのシステム化が必要な理由

・紙図面がたくさんあり情報収集に時間がかかる…

・同じような部品を何度も開発してしまう…

・金型を廃却したいが流用部品の可能性があるため判断がつかない…
BOMをシステム化することで全て解決できます!

・紙図面がたくさんあり情報収集に時間がかかる…
・設変の度に各部にメールで依頼して最新情報がわからない…
・同じような部品を何度も開発してしまう…
・金型を廃却したいが流用部品の可能性があるため判断がつかない…

・構成情報、図面を電子的に一元管理!
・ワークフローと進捗状況の見える化によるリードタイム短縮!
・流用設計やテンプレート設計など技術資産を活かした設計を促進!
・BOM逆展開検索で共通部品で利用されている製品も簡単検索!
画面イメージ

EBOM
部品構成・設変管理・図面登録・承認フロー・検索(正展開・逆展開)

購買BOM
自動で外製品抽出・一括見積依頼・最適な仕入先選定

工程設計(BOP)
直感的に内製品の工程設計(設備・金型・支給先決定)、ERP連携

検索
部品表を部品属性で検索、正展開(製品内の部品を検索)、逆展開(共通部品で利用されている製品を検索)
仕様管理 ※バリエーション管理

仕様機能
製品仕様の多い個別受注製品では、製品を部位毎に設計し、オプションリストとして目次部品表を定義することで、顧客特有の要求を組み合わせて、汎用的に製品開発を行います。
環境BOM ※環境負荷物質管理

ENOVIA MCM
メーカー:ダッソー・システムズ
・ハイエンドCAD「CATIA」との親和性が高くEBOMから環境負荷物質管理まで一気通貫で導入が可能。
・EBOMと同時立ち上げのPDMプロジェクトで提案。
※販売形式:ビジネスパートナー 社内SEあり
グリーン調達マイスター
メーカー:UEL 価格帯:500万~
・環境負荷物質管理専用ソフト、国産メーカーで利用しやすく多機能で業務に応じた選択拡張が可能。
・環境負荷物質単独のプロジェクトで提案。
※販売形式:セールスパートナー 社内SEなし
システム連携

PDMとの連携
EBOMを連携して、コストを見据えた工程・調達を各部に検討を促し革新的な生産準備を実現します。
ERPとの連携
生産準備で決まった調達先・単価・工程などのMBOM情報を連携してシームレスな量産体制を準備します。